津村 千賀 つむら ちか
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- プロフィール
- 和歌山県在住。薬剤師歴25年。発酵食のレッスンを行うと同時に、薬剤師としても活躍中。
3人の子どもを育てながら、発酵食を通じて「薬に頼らず、食で人を元気に健康に」する活動を行っている。
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- メッセージ
- 発酵食が大好きで、薬があまり好きではない薬剤師の津村千賀です。薬剤師としてだけでなく、「発酵伝承師」として、「薬に頼らず、食で人を元気に健康にしたい」という想いを大切に、発酵食とこだわりの調味料のレッスンを行っています。
小さい頃から食べることが好きで、両親は「食」を大事に私を育ててくれました。地産地消の食材と、発酵食は毎日の食卓に必ずある環境だったので、自然と健康的な食事ができていたのだと思います。発酵食により興味を抱いたのは、私自身が2人目の子どもを出産する際、助産院の方から昨今の「食の現状」を聞き、危機感を持ったからです。当時の私はまだ今までの生活を変えることはありませんでした。それから4年が経ち、3人目の子どもを授かったタイミングで、再び助産院で同じ話を聞くことができ、食への意識がガラッと変化。その時期に出会った手づくり味噌が簡単で美味しかったのはもちろん、発酵食が体にいいと知り、「薬がなくても、元気な体づくりが目指せる」ということを肌で感じたのです。そのことを多くの方に知ってほしいと思い、自宅で発酵食やお料理のレッスンをスタートさせました。
今ではお味噌を中心とした発酵食のレッスンを11年間続けています。
私がこの講座で伝えたいことは、「発酵食は薬のような働きが期待できる」ということです。手づくりのお味噌は、手にある常在菌と麹菌が混ざり合うことで完成します。イチからつくるため、愛着もわき、まるで我が子のような気持ちになることでしょう。そのワクワクとした気持ちが、自分の体を自然と元気にしてくれているのです。だからこそ、お味噌や発酵食は自分の手でつくってほしいと考えています。食べるだけでなく、発酵食をつくることは健康への第一歩です。発酵食で食卓を豊かに、自分もご家族も健康になることで笑顔の増える、そんな日常をご提案いたします。